· 

NO14-1『先の事は考えず、今できることをやる』

被介護者 夫 76歳 介護度1      介護者  妻

今年に入って1回目のほほえみの会がスタートしました。

私は胸にいっぱいの悩みをつめこんで初めて出席しましたが、
皆様のお話を聞き、先生方のアドバイスを一つ一つ聞かせていただいているうちに、
今、介護の真っ最中で奮闘している方、大変な人たちでいっぱいでした。

 


二年前、夫が急にお金がなくなった。お前が俺のお金をとってしまうと、
大きな声でどなる様になり、朝から夜までずっと続くのが本当に苦痛でした。
広小路クリニックで診察を受ける様になり、夫がアルツハイマー型認知症とわかり、
月二回受診している内に、デイサービスに夫が通える様になりました。

 


ほほえみの会に、何度か顔を出して皆様とお話して、
先生方のアドバイスを受けて泣いたり、笑ったりしている内に、
私の胸のつかえてたものが少しずつとけて、今本当に良かったと思います。

 


夫の病気は少しづつですが進行しています。
今の状態でずっといる事はないでしょう。
先の事を考えると目の前が真っ暗になりますが、今は考えません。
その時その時、私が出来ることやるしかありません。
先生方やほほえみの会の皆様のお力を借りて、
一日、一日大切に感謝を忘れずに過ごしたいと思います。