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NO12-8『指でトントン叩くのが症状の夫』

被介護者  夫 70歳 介護度1    介護者 妻

平成24年4月にほほえみの会に入会しました。
前頭側頭型認知症の夫を介護しています。
現在、夫はデイサービスに月17日ほど通っています。

 平成20年1月、65歳の時、近くのクリニックでアルツハイマー型認知症と
診断されました。
 平成22年6月から広小路クリニックの木野先生にお世話になっています。
その9月、前頭側頭型認知症と診断されました。

 症状は、主に机、柱、壁、車体等固い物を拳で連打したり、両手をパンパン
叩き続けたりします。

その音が周囲の方々に不快感を与え、ご迷惑をおかけしています。
この症状を軽減するために、いろいろな薬を処方していただきましたが、
一時的に症状が軽くなってもまた元に戻ってしまいました。

 この症状の患者様が数少なく、介護をされている方と情報を交換する機会が
少ないため、介護する上で戸惑いが多く苦慮しています。

 それでも、木野先生をはじめ、ほほえみの会の皆様が温かい心で理解して下さる
ことが心の支えになっています。
これからも木野先生、広小路クリニックのスタッフの皆様、ほほえみの会の皆様
どうぞよろしくお願いいたします。