· 

NO12-5『手抜きを覚える」など介護経験者の言葉が心に残った』

被介護者 義父 90歳 介護度1                                             義母 85歳 介護度3                                介護者  次男嫁 58歳

平成21年4月から広小路クリニックにお世話になっています。

 


認知症ではないかと疑われる症状がでてから7年たっていました。
長男の嫁と娘の死 義母のペースメーカー植込み手術・大腸がんの手術 
義父三回脳梗塞で入院・その後ショートスティに入所など数年の間に色々な事が

おこりました。

 

 


元々激昂型で抑えの効かない義母でしたが、益々感情の起伏が激しくなり

暴言・暴行・妄想など様々な症状にどう対処していいのか悩む日々でした。 
特に物を紛失(保険証・通帳・印鑑・財布・眼鏡・書類など)した時はひどく、
「嫁が無くした 私は触った事もない 嫁が悪いから」が延々と続き、
最後に「死にます・家を出ます」この繰り返しでした。

 

 


何を言っても悪意にとられ、黙っていても変な人・気持ち悪い人と詰られ、
ストレスで体調が悪くなり精神的にも不安定になっていた時、
平成23年4月に木野先生からほほえみの 会に誘って頂き参加させて頂きました。

 


「患者は女優」「1人で抱え込まない」「手抜きを覚える」「-を+に」など

経験者の方の話の中でも特にこれらの言葉が心に残りました。

 


義母が怖く、話をするのもつらかった私ですが、少しずつ気持ちが楽になり

以前より身構えないで接する事ができるようになりました。
義母は、義父がいない今のほうが穏やかに生活しています。
嫌がっていたデイもプライドの高い義母が、講師という肩書をつけて頂き

週に6回楽しく通っています。

 

 

本当に感謝です。

木野先生を始めデイサービスヘルパーさん皆様に助けられて生活していると感じる
日々です。

これからも宜しくお願いします。