〜ふれあいの家〜PPKクラブ〜
[開設の経緯]
広小路クリニックは1987年(昭和62年)の開業ですが、開業当初からの患者さんを診てきて、15年20年経つと腰が曲がり歩行が不安定となり、転倒して骨折したりする人が目につくようになりました。
生活習慣病の患者さんについて定期的な診察で検査と投薬・処置を継続してきても、
「加齢には勝てない」という感想を持つようになりました。
丁度その頃前期高齢者の仲間入りをした自分(現・理事長)がスポーツジムに入会、筋トレを始めたところ
「歳を取っても筋肉は鍛えられる」ことを実感として知り、
「クリニック通院中の高齢の患者さんにもやってもらいたい」と考えました。
熟考し理事会に諮り、専門家(理学療法士、運動指導員)の助言を得てトレーニングメニューを作成、施設をクリニックの近くに借り入れ、遂に平成19年7月2日オープンしました。
オープンに先立ち、「ふれあいの家オープニング パーティー」をクリニックの患者さん、
職員、理事長の友人ら約80人を招き開催しました。
開設当時から休まず参加している方々の運動能力の向上は明らかで、
認知機能にも良い効果を上げていることが証明されています。
[現況]
会員は約80人。平均年齢は79歳(56歳から88歳)。
お世話するのは、専任指導者の吉田進と鈴木洋子を助ける有償ボランティアーですが、
さらにクリニックの野村看護師がお手伝いをする日もあります。
総責任者は「要介護予防運動スペシャリスト」の資格をもつ辰野範幸事務長です。
ふれあいの家参加は、当院患者さんにお声かけしています。
ご参加ご希望の方は、当クリニックにお問い合わせください。